ギャンブル・酒・たばこをやめない

ギャンブルは離婚原因

ギャンブル・酒・たばこをやめないというのは、離婚できる理由になるでしょうか?

それぞれの場合で見ていきましょう。

1.ギャンブルは離婚原因

夫がギャンブル好きで離婚というのは昔からあります。
だいたい法律で賭博が犯罪とされるのは道徳から発したことではありません。

博打が禁止されたのは、百姓が年貢を怠る原因になるのと、借金で行方をくらまし労働力がなくなることを防止しようとしたことに始まります。

家庭でも同じことで道徳的な善し悪しより、お金を無駄遣いすることにより家庭崩壊が起きるからです。

飲む、打つ、買うが悪いとされるのも同じです。
今では、道徳的にも悪いと見られることが多く「婚姻を継続し難い重大な事由」とされることもあります。

2.酔って暴力を振るうなどの場合は離婚原因

酒については、飲酒を法律で禁じているわけではありませんので、通常の飲酒で離婚が問題となることはありません。

しかし、酔っぱらって妻に暴力を振るうことなどをすれば問題です。
こうしたことが重なれば、「婚姻を継続し難い重大な事由」となるでしょう。

また、酒代がかさみ、家庭に生活費を入れなくなると問題です。
これは「悪意の遺棄」と見られるかも知れません。
あるいは家庭にお金を入れないことが原因で夫婦のケンカが絶えず、そうした状態が長く続けば、「婚姻を継続し難い重大な事由」とされることもあるでしょう。

要は、頻繁にそうした事態が起きるのか、そういうことが、いつから続いているのかという程度の問題でしょう。

3.タバコについての判例はない

タバコとなるとこれは新しい問題です。
家庭でタバコが問題になることは二つあります。
一つは嫌煙と火事。
もう一つはガンその他病気。副流煙の問題、病気になった場合を考えての争いが発端です。

「タバコやめてよ……」「うるさい」「なによ」
こうした夫婦ゲンカから始まります。
夕バコを吸う側からすれば、「やめたいと思ってもやめられない」というのが、現実です。

では、タバコをやめないのが、離婚理由になるかです。
結論から言えば、タバコを吸うことは法律で禁止されているわけではなく、一般的には離婚原因となることはないでしょう。

考えられるのは、タバコが原因で争いが絶えず、婚姻関係が破綻した場合には、「婚因を継親し難い重大な事由」となるかどうかです。
現状では、こうしたタバコを吸うことで離婚を認めた判例はありませんが、いずれは「婚姻を継続し難い重大事由」の一つとなるかも知れません。

いずれにしろ新しい問題ですので、今後の調停や判例の動きを見ていく必要があるようです。

⇒離婚を回避する方法

 

サイトマップ